年代別の自動車保険の平均相場はいくら?

自動車保険の保険料は、一般的に若い人ほど値段が高く、年齢を重ねるごとに安くなっていきます。

事故を起こす確率や傾向に基づくデータに基づいて保険料は決められているほか、保険に加入する人の事故履歴(ゴールド免許かどうか)なども保険料の金額に影響を与えます。

同じ保険に加入するなら、少しでも安い保険料で加入できるほうが嬉しいですよね。

ここでは年代別の自動車保険の平均相場がいくらぐらいなのか?について解説させていただきます。

これから自動車保険に初めて加入するという人や、保険の見直しを検討しているという方は参考にしてみてくださいね。

◎自動車保険の年代別相場

自動車保険の保険料は載っている車の車種や運転免許証の色(ブルー、ゴールド)、運転する人が本人だけか家族も含むかなどによって変わりますが、その中でも保険料の金額を決めるのに最も大きな要因になるのが年齢です。

例えば、年齢以外の条件を同じにした場合、20歳以下の人の保険料相場は月々9000円程度なのに対して、30歳以上になると月々3000円程度ということも十分にありえます。

年齢によって3倍以上の保険料の差があることになりますが、これは統計的な事故を起こす確率に基づいて保険会社が算定している保険料の相場です。

基本的にこの保険料の相場というのを変えることはできませんが、年齢によって自動車保険をどのように選ぶか?についてはある程度ポイントを絞ることができます。

以下、6等級で対人対物賠償を無制限、車両保険なしのブルー免許の人をモデルケースに、それぞれの年代別の保険料相場と保険を選ぶときのポイントについて解説させていただきます。

 ◎20代の人が自動車保険を選ぶポイント

モデルケースでは20代の保険料相場は月々5000円程度です(20歳以下の場合は一気に高くなって10000円を超えることもあります)

20代で自動車保険に加入する場合、多くの人は「初めて自動車保険に加入する」という新規加入であることが考えられます。

新規加入の場合、投球も低いため保険料は高く設定されてしまいがちです。

20代新規加入の人が自動車保険の保険料を安く抑える方法としは「等級の引き継ぎ」が有効です。

等級の引き継ぎというのは、その名の通り自分外の人が加入している自動車保険の等級を、自分に付け替えてもらう手続きのことです。

例えば、一緒に住んでいる家族がすでに別の自動車保険に契約しているという場合、家族の等級を引き継ぐことで新規加入の人であっても、等級の高い人と同じ有利な条件で保険契約を行うことができます。

◎30代の人が自動車保険を選ぶポイント

モデルケースでは30代の人の保険料相場は月々3000円程度です。

30代の人の特徴としては、多くの場合家族を持っていることがあげられます。

家族のいる人の場合、少しでも保険料を安くするという観点よりも、必要な補償はどのぐらいか?という視点で保険を選ぶ必要性が高いと言えます。

自動車保険によっては運転をする人自身だけではなく、配偶者や子供にも補償の範囲が及ぶ保険を選ぶことができる場合もあるので検討してみると良いでしょう。

 ◎40代の人が自動車保険を選ぶポイント

モデルケースでは40代の人の保険料相場は30台と同様、月々3000円程度です。

40代の人の場合、子供が初めて車に乗り始めるという人も少なくないでしょう。

その場合、20代の人が自動車保険を選ぶポイントのところで検討したように、新規加入の若い人は保険料が高くなる傾向があるため、今度はあなたがあなたの子供に対して等級の引き継ぎを検討してみる必要があります。

家族みんなが車に乗るという世帯の場合は、あなた自身の状況だけではなく、世帯全体で負担する保険料はいくらか?という視点が必要になります。

◎子供が運転を始めたら「子供運転特約」も検討しよう

あなたが加入している自動車保険に子供の保険を含めるという形で加入者を増やす場合には、保険料が倍近く上がってしまうことも考えられます。

これを避けるためには、子供運転特約を利用することも検討してみましょう。

子供運転特約というのは1つの自動車保険の契約の中で、2人の年齢条件を設定するタイプの保険のことです。

一定の条件を満たしている同居の子供は、単純な加入人数の追加という扱いではなく、子供運転特約という形で保険契約を更改できる場合があります。

保険料は単純に加入人数を追加した時よりもぐっと低くできますので、子供運転特約が選択できる場合には利用を検討してみましょう。

子供運転特約を利用するための条件は、メインで運転をするのが子供ではないこと、子供と同居していることなどがあります。

ただし、子供運転特約は最近は廃止の方向で動いている保険会社が多いのには注意しておきましょう。

<まとめ>

今回は、自動車保険の年代別の保険料相場について解説させていただきました。

自動車保険は基本的に若い人ほど保険料が高くなる仕組みになっていますが、本文で解説させていただいた年代別の自動車保険のチェックポイントを押さえておけば、比較的安い保険料で必要な補償を受けることができます。

自動車保険についてはなんとなくディーラーや代理店に任せている…という方は一度見直しを検討してみると良いでしょう。

一括見積もりなどを上手に使えば、まったく同じ補償を受けられるのに、保険料がぐっと安い自動車保険を見つけられることもありますよ。

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