火災保険の相場はこうなっている!何が保険料を左右しているのか!?

3月、4月は新しい出発と共に、引っ越しの多い季節になります。

その、引っ越しにつきものなのが火災保険です。

賃貸でも、購入でも不動産会社や家主さんから火災保険に入る様に勧められます。

もちろん、火災保険に加入した方が良いのですが、火災保険のことがよくわからないから、言われたままの火災保険に入っている人が多いのではないでしょうか。

火災保険は自分で選ぶと保険料を抑えたり、必要な補償内容を付けることができます。

つまり、火災保険は自分で選んで入った方が断然お得なのです。

しかし、火災保険の内容や相場が分からなければ、何が安くて何が高いのかわからないと思いますので、今から火災保険の相場をお話していきましょう。

火災保険の保険料は何によって左右されているのかもお話していきます。

◎火災保険料を左右するのは、こんなところ

火災保険は地域によっても多少金額差が出てきますが、保険料を大きく左右するのは、まず一つ目に「戸建て住宅」か「マンションタイプ」かというところです。

これは、家全体と考えた時に、戸建て住宅の場合は建物全体を保障する必要がありますが、マンションタイプの場合は自分の部屋(家)のみが対象となるので、建物全体の補償を確保する必要はありません。

そのため、戸建て住宅よりも、マンションタイプの方が保険料が安くなることが多いのです。

次に、家の構造が関係してきます。

簡単に言えば、木造とコンクリートでは、どちらの方が燃えやすいですか?

ということです。

燃えやすさで分けられる「構造級」には色々あり、コンクリートや木造の他に、コンクリートブロック、レンガなどもあります。

コンクリートブロックやレンガなども、耐火性の高い資材ですので保険料は安くなります。

しかし、木造など燃えやすい資材で建てられている場合は、保険料が高くなるのです。

そして、3つ目に保険料を大きく左右するのが特約でしょう。

基本的な補償内容はどの保険会社も大差ありません。

ですが、補償内容を手厚くするのか、最低限で良いのかでも保険料が全く違います。

あまり特約を付けすぎると保険料が高くなってしまいますし、最低限の補償内容では心細いところもあります。

この特約をどうつけるのかでだいぶ保険料が変わってきますのでしっかり特約を見極めたいですね。

◎火災保険料の相場

では、火災保険の相場をみていきましょう。

ただし、地域や保険会社によって保険料が違ってきますから平均的な金額ということでご紹介させていただきます。

・戸建てタイプ

自分の持ち家を購入する時に火災保険に入る人がほとんどでしょう。

一戸建ての場合、建物の大きさ(規模)によって保険料もかなり違ってきます。

そこで、一番ベーシックなタイプの火災保険に加入したとして、新築一戸建ての価格が

3,000~7,000万円としたときの相場をお話しておきましょう。

この場合の相場は、12,000~20,000円(年間)が一番多いのではないでしょうか。

ただし、住宅ローンを組んで一戸建て住宅を購入する時にセットにして火災保険に入ると、保険料が割安になる保険会社もありますので、火災保険は住宅ローンを組む前に確認しておいた方が良いでしょう。

・賃貸マンションタイプ

次に賃貸マンションタイプですが、賃貸マンションの場合は建物や部屋に保険をかけるというより、家財道具に保険をかけるということになりますので、高額な家財がある場合は保険に加入した方が良いかもしれませんが、そうでない場合は火災保険に加入しない人もいます。

ですので、賃貸マンションの場合は、まず火災保険に加入するかしないかを考える必要があるのです。

もし、加入するとしても、月額の家賃が20万円以下なら年間1万円もかからないプランがほとんどですので、かけておいて損はないでしょう。

・分譲マンションタイプ

最後に、分譲マンションタイプですが、分譲マンションの場合は、一戸建てのように建物そのものを対象に火災保険をかける必要がありません。

自分の部屋(家)だけにかける火災保険になるので一戸建て住宅より保険料は安くなります。

分譲マンションの保険料の相場は、年間20,000円を超えるようなことはないと思いますが、とても豪華なマンションであれば20,000円を超えることがあるかもしれません。

分譲マンションタイプの火災保険の相場は約10,000~15,000円と認識していて良いでしょう。

<相場は築年数などによっても違う>

火災保険の相場は、このほか築年数や地域などによっても違ってきます。

古い建物は劣化が進んでいるので壊れやすいですし、地域によってどんな災害が多いのか、土地や建物の価値なども違ってきます。

火災保険は一概に、これが安いと言い切れない部分がありますので、自分が住む家の情報を火災保険会社に提示して見積もりをとる様にしましょう。

数社の見積もりを取ると、どの会社や保険プランが安いのか把握しやすくなります。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク