意外と水道代が高くなっているのはトイレのせい?トイレの節水方法

「水道代が高い!」と思った時に真っ先に浮かぶのはお風呂や洗濯機ではないでしょうか。

お風呂は大量のお湯を沸かしますし、洗濯機もすすぎで大量の水を使います。

しかし、最も水道代の負担になっているのは水道代だということをご存知でしょうか。

もちろん、お風呂も水道代の割合が大きいのですが、実はトイレが最も水を多く使っているのです。

そこで、トイレの節水方法を調べてみましたので、水道代が高いと思っている方は是非実践してみてください。

<トイレでどれくらいの水を使っているのか|水道代>

トイレで1回に流す水の量は大で6ℓ、小で5ℓ以下です。

ですが、これでも少なくなった方で、1990年頃までは1回に13ℓもの水を流していたそうです。

1回に5ℓでも1日1回というわけではありませんから、トイレを使用する回数分これだけの水を流していることになります。

家族が多くなればなるほど流す回数は多くなりますね。

そう考えるとかなりの水量をトイレで使っていることになります。

トイレで使われている水道代の平均金額は1人当たり約672円と言われています。

これが家族の人数分ですから、5人家族になるとトイレだけで3,360円も1か月に使っていることになります。

水道代は2か月に1回の請求ですから、3,360円の2カ月分で請求金額のうち6,720円が

トイレで使われていることになるのです。

5人家族の1カ月の平均の水道代が7,173円ですから、これが2か月分で14,346円です。

このうちの6,720円がトイレで使われているので、水道代の約47%がトイレの水道料金になるのです。

こう考えるとトイレで節水できれば水道代がかなり節約できるのではないでしょうか。

では、トイレの水を節約する方法をご紹介していきましょう。

<トイレの水道代を節約する方法|水道代>

・二度流しをしない

どうしても用をたしている時の音が気になって水を二回流す人がいますが、家族の中でのことですので二度流しをしないようにしましょう。

自分は恥ずかしいと思っていても家族は気にしてないことがほとんどですし、1回につき

5ℓも6ℓもの水を使いますので、家族全員が二度流しをしないだけでもかなり節水できるはずです。

・いつも「大」で流さない

トイレの水を流す時に水量の多い「大」で流した方が早いからと、いつも「大」で流していませんか?

これをすると常にMAXの水がトイレで流れていることになります。

「小」のレバーもきちんと使って使いこなすことで、かなりの節水になるでしょう。

・節水グッズを使う

トイレ用の節水グッズはたくさん販売されています。

節水グッズを取り付けるだけで年間数万円の水道代を削減できるような商品もありますし、一度つけてしまえば半永久的に使える節水グッズもありますので、節水グッズをうまく取り入れましょう。

<トイレ用の節水グッズ|水道代>

・ウォーターセーバー

トイレ用の節水グッズで有名なのがウォーターセーバーです。

ウォーターセーバーは1,000円前後で購入できますし、節水率が40%もありますので、4人家族の節水金額は年間で約8,600円にもなります。

年間で約8,600円の節水ができるということは、水量にして34,560ℓにあたります。

これだけの水量を節水できるのですからすごいですね。

ウォーターセーバーを付けることでレバーを回している間だけ水が流れますので、水量を調節することができます。

しかも、取り付けがとても簡単で工具を使う必要がありませんから、是非活用したい節水グッズです。

・ロスカット

ロスカットは2,500円前後しますので、ウォーターセーバーより若干高めですが、一度つけてしまうと半永久的に使える節約グッズです。

ウォーターセーバー同様、水量を調節することができる商品ですが、レバーで水量を調節するタイプではありません。

トイレの水を流した時に勢いよく流れた後ダラダラと流れる水をカットするものです。

ロスカットを使うことで4人家族の場合、年間約20,000円もの節約ができるのですから驚きの節約グッズです。

しかも、半永久的に使えるので一度つけてしまえば、ずっと節水することができます。

この他にもトイレの水を節水する商品は色々ありますが、トイレで使用する水道代が全く違ってきますので、節水グッズを取り入れることをおすすめします。

<トイレにペットボトルを入れるのは辞めましょう!|水道代>

トイレのタンクに水の入ったペットボトルを入れるとタンクの水を節約できると聞いたことがあるのではないでしょうか。

しかし、この方法はとても危険で、必要量の水が流れないことで紙詰まりが発生したり、

タンクが故障する原因になってしまいます。

節水にならないことはありませんが、危険な方法ですので絶対にやめましょう。

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