互助会の冠婚葬祭っていったい何?

よく、ダイレクトメールやハガキなどで、互助会に加入しませんかという内容を見ませんか?

ですが、互助会自体がわからず、一体何の勧誘なのかわからない人も多いのではないでしょうか。

そこで互助会の冠婚葬祭についてご説明していきましょう。

互助会とは

互助会というのは、「冠婚葬祭互助会」とも呼ばれており、将来やってくる結婚式やお葬式のために会員になって毎月支払う会費を積み立てていく仕組みのことです。

簡単に言えば保険のようなもので、毎月わずかな掛け金を一定期間支払うことで急な結婚やお葬式に対応できるようにしています。

互助会は経済産業省できちんと認可されていますし、お葬式が必要な場合は電話1本ですぐに対応してくれます。

また、契約内容は一生補償されますし、生命保険と違うのは、加入者の家族なら誰でも利用することが可能だということです。

互助会は全国どこでも利用可能ですし、景気や物価にも左右されないのでもしもの時の安心を掴むことができます。

〇互助会の掛け金

互助会に加入すると毎月いくら支払って積み立てしていくかを選ぶことができます。

お葬式や結婚式に備えて貯金が必要ですが生活を圧迫しては意味がありません。

ですので、互助会では生活に負担がかからない程度の金額を掛け金にして積み立てしていくことができるのです。

互助会の場合、24万円を何で払うかによって毎月の掛け金と支払い回数が決まります。

毎月3,000円の場合は60回払いになり、毎月5,000円の場合は48回払いで完納となります。

分割の場合は、この2通りですが、一括で支払う方法もあり、一括の場合は5%割引が適用されるため228,000円を支払えば完納となります。

分割の場合は毎月6日に指定口座から振り返られ、一括で支払う場合は入会時に担当者に支払うことになります。

どんな形であれ24万円を完納すれば永久的に権利が保証されますので、すぐに使う必要はありません。

必要な時に連絡を入れるだけで結婚式やお葬式をすることができます。

ただし、完納前にお葬式や結婚式が必要になった場合は、未払い分を一括して支払うことで互助会のサービスを受けることができるようになります。

もし、互助会に入会してから180日以内に結婚式やお葬式が発生した場合は、早期利用ということで51,840円(税込み)が必要になります。

〇互助会の解約返戻金

互助会に加入すると毎月掛け金を支払っていくことになりますが(一括支払いの場合を除く)、解約すると解約返戻金を受け取ることができます。

解約の申し出は加入者本人がする必要がありますが、毎月の掛け金を支払ってきた残高(積立金額)の中から、手数料などを差し引いた金額を解約返戻金として加入者に返還することができるのです。

指定口座に振り込まれますので、わざわざ受け取りに行く必要もありません。

では、簡単に解約返戻金がいくらくらいあるのか趣味レーションしてみましょう。

毎月3,000円の掛け金を支払っている場合、1回~5回までしか支払っていない場合は、解約返戻金はありません。

6回で解約返戻金が1,255円、7回目以降は2,901円ずつ加算します。

完納となる80回まで支払った場合、手数料などを引いて215,929円が解約返戻金として戻ってきます。

では毎月5,000円ずつ掛け金を支払っていた場合ですが、1~3回までは解約返戻金がありません。

4回目を支払うと返戻金が3,456円となり、5回目以降は4,902円ずつ加算されます。

完納となる48回支払ってから解約すると手数料を引いて219,144円が解約返戻金として戻ってきます。

〇互助会に入会するとこんなことができる

互助会に加入すると、お葬式の場合それぞれの宗派により費用などが変わりますが、豊富なプランがありますので、仏式からキリスト教、神式など、それぞれのご家庭に合ったお葬式を行うことができます。

また、入会したその日にお葬式や結婚式となっても、その日から利用できるのも互助会の良いところです。

もちろん、費用の残金を支払ってから利用可能となりますが、残金だけを支払えばお葬式や結婚式を行うことができますので安い費用で執行できます。

さらに、互助会にはうれしい特典があり、会員になると互助会と提携しているお店の割引を受けることができたり、バスツアーなどの旅行が安くなるのです。

ですので、掛け金を支払っていくだけではなく、割引を受けられるお店でお食事したり、旅行をしたりとお得な特典がありますので、利用している会員さんもたくさんいます。

互助会は全国各地にあるため、お葬式や結婚式を遠方でする心配はありませんし、形式やスタイルなどのバリエーションも豊富ですので、もしもの時を賢く積み立てる互助会は家計に負担をかけずに準備できるシステムなのです。

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