知っておこう!生命保険会社の選び方

家族ができたので生命保険に加入したいけれど、いろんな生命保険会社があって選び方がよく分からない…。

生命保険は目に見えないサービスなので、どれも同じに見えて選び方が分かりにくいですよね。

勤務先に営業に来ていた保険会社の営業マンにすすめられるままに、なんとなく契約してしまったという方も多いのではないでしょうか。

生命保険は自分に必要な保障がどういうものなのか?をしっかり見極めないと、保険料がどんどん高くなっていってしまいます。

掛け捨てタイプと積み立てタイプのどちらを選ぶかによっても保険料は大きく変わってきますので、生命保険会社の選び方について最低限の知識を持った上で保険会社の窓口にいくことが大切です(最近ではインターネット経由で申し込みもできる保険会社も多いので、保険会社を選ぶ基準をしっかり持っておきましょう)

◎生命保険への入り方は3つある

生命保険会社の選び方についてですが、まずは生命保険への加入の仕方には大きく分けて3種類があることを知っておきましょう。

3種類の加入の仕方というのは、「保険販売員」と「ダイレクト保険」、そして「ネット生保」の3つです。順番に説明していきます。

・保険販売員のメリットとデメリット

まず、保険販売員からの加入というのは、一般的なイメージでいう生命保険会社への加入です。

生命保険会社の営業マンが自宅などの指定した場所に訪問してくれて、対面でていねいに説明してもらえるのが強みです。生命保険に加入するのが初めてという方や、自分にはどういう保険が適しているのかアドバイスしてほしい、という方に適しています。

また、加入できる保険の保障額に上限がないこともメリットと言えます。会社の経営者が会社を保険受取人として生命保険に加入するときには保険販売員から加入するのが一般的です。

一方で、負担しないといけない保険料がやや高額になるというデメリットがあります。これは保険販売員の人件費などが保険料に上乗せされているためです。

・ダイレクト保険のメリットとデメリット

ダイレクト保険は、各生命保険会社がインターネットなどを通して保険を募集するかたちを言います。

インターネット経由で資料請求をして、必要書類にサインして返送するという形で保険に加入します。

ダイレクト保険は、保険営業マンの人件費がかかっていない分、保険料が安いという大きなメリットがあります。

また、保険営業マンと顔をあわせることがありませんので、保険の勧誘がどうも苦手…という方や、保険営業マンに説明してもらわなくても保険について判断するだけの知識があるという方はダイレクト保険を選択すると良いでしょう。

反面、ある程度知識がないと加入する必要のない生命保険に加入してしまったり、想定していた保障が受けられなかったり…といった不利益を被る可能性があります。

・インターネット生命保険

3つ目の種類がインターネット生命保険。いわゆる「ネット生保」です。

ネット生保は営業員や代理店がない形態で、インターネットだけから募集を行っている生命保険会社のことです。現在、ネット生保はライフネット生命とアクサダイレクトの2社があります。

ネット生保の良いところはダイレクト保険以上に手軽であることと、保険料が安く設定されていることです。

例えば、死亡保障3000万円で30歳男性(保険期間10年間)の場合でネット生保のアクサダイレクトと、明治安田生命を比較すると保険料に2倍以上の開きがあることがわかります(アクサダイレクトで月々3000円程度、明治安田生命だと月々8000円程度)

最低限の保険料で必要な保障が確保できるのなら、これほど良いことはありませんよね。

自分にどのような保障が必要か理解していて、生命保険会社選びにも慣れているという方は最低限のコストで保険に加入できるネット生保には大きなメリットがあります。

ただ、ネット生保は手軽とは言っても、健康告知(あなたの健康状態について保険会社に申告する内容のことです)の入力作業などがかなり細かくなっているのが実情です。

インターネットの操作に慣れている人や、過去に保険の手続きを何度も行っていて慣れているという方でないと意外に手間取ってしまうことも珍しくありません。

<まとめ>

今回は、生命保険会社の選び方について押さえておくべきポイントについて解説させていただきました。

生命保険は自分の状況(家族構成や年収、借入金の金額など)から考えて必要な保障はいくらなのか?から具体的な商品を選ぶ必要がありますが、安心できる保険会社であるかどうかも重要です。

自分で必要な保障の範囲についておおよそ理解しているという方や、まだ年齢的に若いため必要な保障額が小さいという方の場合は保険料の安いダイレクト生保やネット生保を選ぶのがおすすめです。

一方で必要な保障額が大きい方や自分で会社を経営している方の場合は保険会社の営業マンにアドバイスを受けるのが良いでしょう。

より客観的な立場から複数の保険会社を比較してほしいという場合には専門のファイナンシャルプランナー(保険会社の代理店です)に相談してみることも選択肢に入れてみてください。

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