就学援助の制度とは?申請書の書き方

就学援助とは、小学生・中学生のいる家庭で所得が一定に満たない場合に国から援助金をもらえる制度です。

今回は、就学援助の申請方法や申請書の書き方を紹介します。

就学支援申請書の書き方

就学援助制度とは?

就学援助申請書は、小学校や中学校に通うお子さんをお持ちの方は毎年目にしているはず。

新学年になった時に健康管理表や児童連絡票など大切な書類と共に渡されるのが就学援助申請書です。就学援助申請書類は児童全員に渡されますが、就学援助は全員が受けられるわけではありません。

就学援助の対象となる家庭

以下の条件に当てはまる場合、就学援助の対象となります。

  1. 生活保護世帯
  2. 児童扶養手当受給世帯(母子家庭)
  3. 家族全員の所得が所得基準額未満である
  4. 失業や災害、入院などで学費の支払いが困難である場合

自治体によっては他にも条件が設定されていることがあります。
生活が困難している場合には市役所に相談してみましょう。

就学援助制度とは、経済的な理由で就学が困難な児童を対象として、教材や給食費、文房具などの費用を年数回に分けて支給する制度です。

3の所得基準額は各地方自治体で金額が異なるため、支援について相談する際には事前に確認しましょう。

就学援助申請書の書き方と注意点

就学援助申請書のフォーマットは自治体によって異なります。

「急に失業した」「災害にあった」など収入に大きな変化があった場合には理由も記載しておくと良いでしょう。

振込口座名義は必ず申請者と同一名でなければなりません。
申請者は世帯主となりますので、振込口座名義も世帯主となります。

振込先の指定などは特にありませんが、ゆうちょの場合は書き方を間違えやすいので指示に従って間違えないように記載しましょう。

引き落としではなく振り込みのため、銀行印は必要ありません。

就学援助申請書はどこに提出するの?

国が関わる申請書は各自治体の窓口に提出するのが一般的ですが、就学援助申請書は学校に提出します。

「親が直接持って行く」、「子供に持たせても良い」など、学校によって対応が異なりますので確認しておきましょう。

子どもに持たせる場合には、必ず提出できるように「重要な書類であること」を伝えておくことをおすすめします。

提出期限に遅れたらどうなるの?

「記入漏れやミスがあったため再提出となった」、「提出期限を過ぎてしまった」といった場合、就学援助はどうなるのでしょうか。

就学援助申請書には提出期限が書かれていますが、もしも就学援助の申請が間に合わなかった場合は再度申請することが可能です。
ただし、援助額が申請月以降で月割となってしまうため、できるだけ早く提出しましょう。

提出の前には書類に不備がないか必ず見直ししてください。

就学援助申請書以外に必要書類はあるの?

就学援助申請書の「個人情報の取り扱いについて」の項目で、「家族全員の所得に関する情報を教育委員会が閲覧することを同意している」という質問に、「いいえ」と答えた場合は「家族全員の所得証明書」が必要になります。

家族全員の所得証明書は、申請する年の1月1日時点でお住まいの市町村に家族全員の住民票がない場合にも必要となります。

ただし、生活保護世帯と児童扶養手当受給世帯は所得証明書を提出する必要がありません。

就学援助制度が利用できるなら遠慮せず利用しよう

就学援助制度は所得基準額のレベルが高くありません。
つまり、援助金を受け取れる人が比較的多い制度です。

特に若年層の家庭では、世帯年収が低く「子どもが学校生活で使う物を買ってあげられない」と悩む親御さんも少なくないでしょう。

「就学援助を受けると子供がイヤな思いをするかもしれない」と心配になる方もいるかもしれません。しかし、就学援助を受けるかは個人情報に関わる問題のため、学校側も提出時に周囲にわからないように配慮しています。

就学援助金は1年で10万円以上返ってくる場合もあります。
条件に当てはまれば申請し、子どもが快適に学校生活を送れるようにしましょう。

家庭の支出を減らして子どもの生活を豊かに

就学援助金の申請を行おうと考えている方は、家庭でできる節約はすでにしていることが多いかもしれません。
しかし、家庭の支出を減らすには、日ごろの節約よりも家計の中で大きな金額を占める「固定費」を下げることがポイントです。

2016年の電力自由化以降、電力会社を自由に選べるようになりました。
電力会社を切り替えれば電気代は大幅に下げられる可能性があります。

電力会社を切り替えて節約!

新電力会社は地域電力会社の送配電設備を使って電力を供給するため、電気の供給方法はこれまでと同じ

電気の質や安定性に一切変わりはなく、安心して利用することができます。

ニチデンは旅行代理点のH.I.Sの系列会社「HTBエナジー」の電力で、電気料金が従来より最大20%安くなります。

月に1万円以上電気代を支払っている場合、1年で約1ヵ月分の料金OFF。

年間1万円以上の金額が安くなれば、子どもの文具費や被服費など、1つ1つは小さくても積み重なると負担になる費用の足しにすることもできますね。

ニチデンで電気代がいくら安くなるかを見てみる(ニチデン公式サイトへ)>>

おわりに

家庭の所得が少なくても、子どもには学校生活を快適に送る権利があります。
制度を詳しく知って利用し、学校での楽しい思い出をたくさん作ってあげたいですね。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク